深刻な心の病気|うつ病の診断方法|心にも休息が必要な時代
婦人

深刻な心の病気

うつむく人

おかしいと思ったら受診を

現代社会はストレス社会といっても過言ではありません。日々の生活では対人関係や社会生活において自分の思い通りになることはほとんどありません。知らず知らずのうちに無理をしてしまったり、嫌だと思っていても社会人として我慢をしていることも多々あります。それでも、一晩眠るとストレスが軽減される人や、友人と楽しいお酒を飲んだりおしゃべりをしたり、ストレスを上手に発散できる人は、翌日からもまた日常に戻ることができます。しかしうつ病になると、ストレスがうまく発散することが出来ず、何日も何週間もやる気がなくなったり、憂鬱な気分にさいなまれたり、不安な気持ちがぬぐえないなどの症状が現れ始めます。その症状がずっと継続し、つらいと感じたら、できるだけ早めに心療内科などを受診して診断を受けましょう。うつ病になりやすいタイプがあり、診断の目安になります。一般的に真面目で責任感が強い人や、人当たりよく周囲から期待されていたり、評価が高い人ほどなりやすいということが言われています。義務感が強い・完璧主義者・几帳面・仕事熱心・他人の評価が気になる・何かあると自分のせいだと思いこむなどの特徴があります。どれも対人関係や社会生活においてすばらしい特性ですが、その真面目な性格こそが自分を追い詰め病気にしている原因とも考えられます。この病気は脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの分泌量が減少し、神経間の情報がうまく伝わらなくなり起こると考えられています。そのため、さまざまな症状が精神的にも肉体的にも起こるのです。

ゆっくり休むことが大切

うつ病と診断されたら、まずは体と心を休めることが大切です。この病気にかかる人は真面目で責任感が強いために、休むことで仕事に迷惑がかかることや、休んでいることでサボっているという他人の目が気になり、会社や学校を休むことに消極的で、無理をして頑張ってしまいさらに悪化するという悪循環になりやすいものです。この病気は怪我などの他の病気と同じく、診断を受けたら医師の指導の下治療を受けなければどんどんと悪化してしまいます。うつ病の人は早く回復させて仕事や社会生活に復帰しなければと思い、少し良くなったと自己診断をして薬の服用を勝手にやめてしまったり、出勤してまた無理をするということをしがちです。しかしその行動はかえって症状を悪化させ、さらに治療の道のりが長くなる結果になってしまいます。この病気はよくなったり悪くなったりの繰り返しです。じっくりと治療にあたり、再発を防ぐためにも定期的に受診して医師と連携を取る必要があります。うつ病では不眠や頭痛・倦怠感など、肉体的にも症状が現れることがあります。特に不眠などの睡眠障害が起こりやすい為、合わせて治療を行い服薬を守る必要があります。治療が一段落しても安心は禁物です。病気の原因の多くはストレスです。ストレスと上手に付き合い、遠ざけられるものは遠ざける、ストレス解消になる趣味や運動などを取り入れることも大切です。ちょっとでも異変を感じたら、無理をせずに受診してカウンセリングを受けたり、薬を服用すると言うことがとても大切です。